今回は、僕が評論家になろうと思ったいきさつを、意見の流れについて触れながら記していきたいと思っている。
本当に、安倍政権、菅政権、そして岸田政権前期の長きにわたり、深刻な状況で、日本人一般が借金をして「経済」と呼んでいることについて無自覚でいていたのを危惧していて見ていた。
おそらく、それはサブリミナルに働きかけてくるような洗脳を受けて騙されていたのだろうけれども、気づけていないのを見ていた。
日本は、借金してマイナスマネーを予算から「経済」に流しているだけで、実体経済がないという状況は全くもって異常なのに何もできてなかった。
そして、今現在の上川政権でも、おそらく本質的な改善には取り組めていないだろうと思うのだけれども…。
失われた20年が30年に伸びるというのは、というか伸ばすというのは、客観的状況を表しているというよりは、むしろむしろその本質は、バブル経済の昔以外を現状として受け入れることができないという、バブル崩壊以降の日本人の精神性を表していると言えるのではないかと思うのだけれども…。
そして日本の政治家もマスコミも評論家もどの人も結構多くが、アベノミクスを礼賛していて、借金は返さなくてもいいんだとか嘘をばら撒いて騙していて、この国の破綻が進んでいっているのを見るに見かねていた。
権力に媚びたり、利権を得ようと悪い意欲を燃やしたりしていて、結局国のことを本当の意味で考えている人がほとんどいない現実に気づいていった。
その当時のアベノミクスの権力に酔って群がっていた人たちが、岸田前首相がアベノミクスを辞めるといった後に、手のひらを返すようにガラッと180度違うことを一斉に言い出した。
まったくその主義主張に一貫性がなかったのがとても無責任なことに思っていた。
果たしてこれでいいのかという思いを強くしていった。
日本のそういった国全体の動きに、オポチュニズム、ご都合主義であるとしか言い様がないものを感じている。
国民も愚かなことに、そういったポピュリズムの状況下でポピュリズム的な政策、現金を直接国民の銀行口座に振り込むことなどを批判せずに、飼い慣らされているのが現状であるが、そのポイントを改善できた方がいい。
破綻度合いが国民一人当たり1000万円もしていることで進んでいて、どうしようもなくなっているように見えからがある。
だから、僕がその破綻の危険について警鐘を鳴らしてそのことを知らさなくてはいけないと思ったから、アベノミクス批判、それと結びついたポピュリズム批判を中心に評論を述べはじめた。
そして、日本を救うためのレシピを作り出そうとしている。
“simplification”とでも呼べる現象を発見していて、まずそのこととそのことと結びつくポピュリズムについて述べようと思った。
その途中から評論家の、特に物書きとしての評論家になろうという思いを強くしていった。
日本人自身が、自分たちの国について真の意味で考えることをせずに、利権意欲や権力にこびることしかしていないのが恥ずかしい。
だから、政治家やマスコミや評論家が国民を洗脳して、その洗脳している人たちもまた海外から洗脳されている等といった日本の現状を変えていきたいと思った。
そして、次第に日本の困難のそういった状況を明らかにし、この国を救うレシピを発見していきたいと考えるようになっていった。
借金は返さなくてもいいではない、返さないといけない、そういった常識を取り戻すべきだということも、僕はよくXや自分のWordPressブログやnote等で指摘している。
日本人同士で足を引っ張るような洗脳をし合ったりしている猶予はあまり存在しないのに…。
一刻も早く日本を取り巻く困難な環境を変えていくように、私たち国民が少しずつでも取り組んでいくべきであると考える。
政治家やマスコミや評論家の一部の甘言に乗って、安易に銀行口座に現金を振り込まれて喜ぶ国民もまた大罪である。
この国とこの国に居住する人々が、きちんとした理性や良識をもって国や地方の財政の悪化を止めて、借財を少しでも減らしていく努力をやめない取り組みが今必要なのである。
借金をなくしていき、財政の悪化に歯止めを加えることが日本の現状に対しての急務であることは明らかであるのに、まったくアベノミクス当時、日本はほとんどすべての人が国の借金を思考できていなかった。
日本を愚かにしている人たちの間違いを指摘したり、安易な利益を持ちかける政治家やマスコミに否と唱える試みを、私たち国民は忘れてはならないのだ。
そうすることで、少しでもこの社会を適切な方向性へと是正していくことを、私たち国民はやめるべきではないと考えている。
安易な現状についての理解をやめ、そういったヒューリスティックを断ち切っていき、適切な現状認識と対策をひとりひとりが考える必要がある時が来ていると感じる。
これからも日本の問題点について適宜指摘していって改善しようとする取り組みを、インターネットなどで続けていきたいと思っている。